同じフォーマットで主力されたデータを比べる方法を紹介します。
例えば、
会社の支払いデータと取引先への請求書データを確認したり、仕入れデータと出荷データを比べたりするのに使います。
一つや二つのデータであれば、比べるのは簡単ですが、100や200になってくると結構大変です。
時間もかかりますし、間違えるリスクも上がります。
エクセルでは、このあたりは得意分野になりますので、しっかり覚えて活用しましょう。
今回は「IF関数」を活用します。
□「IF(イフ)」関数とは?
djiro.hatenablog.com
↑ここで詳しく説明しているので、気になる方は読んでみてください。
□ 2つのデータを比較し、差異を見つける
「シート1」と「シート2」を比較します。新たに「比較」というシートを作成してください。
①「シート2」をコピーして「比較」を作成
↓
②「Delete」キーで削除して空のセルにする
※ワンポイント
対象セルを削除するときに、「Backspace」を使って削除する事がよくあります。
エクセルの場合、対象セルが1つ以上あって、それを選択してまとめて消す場合は、「Delete」キーを活用します。
こうする事で、選択範囲をまとめて消せます。
当たり前かもしれませんが、意外と知らない方が多く、以前「Backspace」キーで一つずつ消している人を目撃したので記載しておきます。
↓
③IF関数を活用する
「=IF(シート1!B2<>シート2!B2,シート2!B2ーシート1!B2,“”)」
※「シート1」と「シート2」を比較して、一致しない場合は「差分」を表示し、一致しない場合は空白を表示します。
↓
④コピーして完成
□上達するためのワンポイント:表示された値に自動的に色をつける
セルの書式設定で、マイナス数値を赤で表示します。
完成した表を全体選択して、「セルの書式設定」で変更します。
比較したデータに対して、見やすいように差をつけることも大切です。
あらかじめ、書式設定をしておけば色を変えることは簡単ですので、覚えておきましょう。