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文字列データから希望部分を取り出す方法

文字列の一部を取り出す関数と言われると、ピンと来ない人もいるかもしれません。

しかし製造現場などではよく使われたりします。

例えば、

製造番号や管理番号から一部取り出す。などといった使い方です。

これらは意味を持った英数字を繋げて管理する場合が多い為、どうしても長くなりがちです。

具体的に説明すると、

商品記号製造年月日機械番号で商品を管理しているとします。すると、

HL20200405Gこんな感じになります。分解すると、

「HL」:商品記号

「20200405」:2020年4月5日

「G」:機械の番号

f:id:Djiro:20201212002055p:plain

(※あくまでも例です。)

 

これらを集計して分析したいときに、このままだと集計しにくくなります。

その為、セル内の文字を分解する必要があります。

「HL」「20200405」「G」3つのカテゴリーに分けることで、

初めて「どんな商品」「いつ」「どの器械」で作られてのかなどが集計、分析ができると言うわけです。

 

それでは、具体的に文字列を分解して希望部分を取り出す方法を解説します。

取り出したい文字の場所によって3つの方法を使い分けます。

 

 

□左から文字を取り出したい時は「LEFT関数」を使用する。

 「LEFT関数」は左から文字を取り出したい時に使う関数です。

例えば、

「HL20200405G」の「「HL」という記号を取り出してみます。

これは言い換えると「A2セルの文字を左から(LEFT)2文字取り出す」と言えそうです。

これを関数で表すとこうなります。↓

f:id:Djiro:20201212001935p:plain

f:id:Djiro:20201212002007p:plain

f:id:Djiro:20201212002020p:plain

f:id:Djiro:20201212002035p:plain



□真ん中から文字を取り出したい時は「MID関数」を使用する。

「MID関数」は真ん中の文字を取り出すときに使う関数です。

例えば、

「HL20200405G」の「20200405」という日付の部分をとり出してみます。

これは、言い換えると「A2セルの文字列を、3文字目から8文字を取り出す」と言えそうです。

これを関数で表すとこうなります。

f:id:Djiro:20201212003141p:plain

f:id:Djiro:20201212003153p:plain

f:id:Djiro:20201212003203p:plain

f:id:Djiro:20201212003217p:plain

注意点としては、

引数の値を間違って設定してしまうことです。

「REFT関数」や「RIGHT関数」取り出す文字のスタート地点が、既に関数に組み込まれているのですが、「MID関数」は文字列の真ん中ですので、取り出す文字のスタート地点を教えてあげる必要があります。

その分打ち込む量が多いので、希望通りの文字列が取り出せているか必ず確認しましょう。

 

 

□右から文字を取り出したい時は「RIGHT関数」を使用する。

「RIGHT関数」は右から文字列を取り出す関数です。

例えば、

「HL20200405G」の「「G」という記号を取り出してみます。

これは言い換えると「A2セルの文字を右から(RIGHT)1文字取り出す」と言えそうです。

これを関数で表すとこうなります。

f:id:Djiro:20201212003902p:plain

f:id:Djiro:20201212003918p:plain

f:id:Djiro:20201212003932p:plain

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「REFT関数」と考え方はおなじです。

 

 

□上達の為のワンポイント:フラッシュフィル機能を使おう!

フラッシュフィルを使って文字列を取り出す。

フラッシュフィルとは、入力したルールを自動的に判別して他のデータ反映する方法です。

覚えてしまうとものすごく便利です。

具体的な方法としては、

①セルに関数を入力します。

f:id:Djiro:20201212004435p:plain

 ↓

②次のセルを選択して、ショートカットキー「Ctrl」+「E」押す。

f:id:Djiro:20201212004448p:plain

 ↓

③以降のデータが自動的に作成される。

f:id:Djiro:20201212004459p:plain

めちゃくちゃ簡単に取り出せます!!

 

 

□まとめ

※「LEFT関数」:左から「○文字」を取り出す

  =LEFT(文字列,文字数)

※「MID関数」:真ん中から「○文字」を取り出す

  =MID(文字列,開始位置,文字数)

※「RIGHT関数」:右から「○文字」を取り出す

  =RIGHT(文字列,文字数)