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半角・全角・空白などのバラバラなデータを整える方法

氏名や電話番号、住所に製造番号などいろいろなデータを一つにまとめると、

半角や全角などデータの形式が揃っていないことがよくあります。

形式がバラバラなデータは見た目も悪いですし、集計して分析するときなどにも不便です。

統計的な分析に使用するようなデータでは、最初に必ずデータをきれいに整えます。

これを「数値のクレンジング化」と言ったりします。

 

それぐらい大切な作業ですが、一つ一つ手作業で直していくのは大変な作業です。

今回は三つの関数を使用して自動でデータを整える方法を解説していきます。

 

  

□空白を取り除く:「TRIM(トリム)」関数

「TRIM(トリム)」関数は、文字列の前後の空白(スペース)を取り除きます。

文字列の中にある空白に間にしては、一つになります。

(あくまでも、一つになるだけです。削除されるわけではありません)

半角で空白を開けていても、全角で開けていても関係なく効果を発揮してくれます。

この関数の引数は一つだけで、

空白を取り除きたい対象のセル(文字列)を指定するだけです。

こんな感んじ↓

f:id:Djiro:20201217203006p:plain

①B2セルに数式を入れる。(=TRIM(A2))

f:id:Djiro:20201217203440p:plain

②フィルハンドをダブルクリック

f:id:Djiro:20201217203423p:plain

③完成

f:id:Djiro:20201217203400p:plain


 

□全角を半角に変換する:「ASC(アスキー)」関数

「ASC(アスキー)」関数を使うことで、文字列を半角に変換することができます。

引数は一つだけで、半角にしたい対象のセル(文字列)を指定するだけです。

f:id:Djiro:20201217204116p:plain

①C2に数式を入れる。(=ASK(B2))

f:id:Djiro:20201217204056p:plain

②フィルハンドをダブルクリック

f:id:Djiro:20201217204131p:plain

③完成

f:id:Djiro:20201217204145p:plain

ワンポイントとして、

「半角」ではなく「全角」で統一したい時は「JIS(ジス)」関数を使います。

使い方は同じです。

 

 

□文字列の中の一部の文字を置換する:「SUBSTITUTE(サブスティテュート)」関数

文字の中に含まれている文字を別の文字に置き換えます。

もちろん、文字だけでなく記号でもいけます。

引数は三つあり、「対象とな文字」「置き換える前の文字」「置き換えた後の文字」です。

こんな感じです↓

画像(数式)

SUBSTITUTE(サブスティテュート)関数で置き換える文字は、半角と全角を区別します。

そのため、文字の形式を半角または全角に整えておかなければなりません。

上記のASC(アスキー)関数を使いましょう。

①D2セルに数式をい入れる。(=SUBSTITUTE(C2, “〜”, “ー”))

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②フィルハンドをダブルクリック

f:id:Djiro:20201217205109p:plain

③完成

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□まとめ

※TRIM関数

 「文字列」の前後の空白を削除。

 「文字列」の間のセルを一つにする

 数式:TRIM(文字列)

※ASC関数

 「文字列」を全て半角に揃える

 数式:ASC(文字列)

※JIS関数

 「文字列」を全て全角に揃える

 数式:JIS(文字列)

※SUBSTITUTE関数

 「文字列」の中の文字を、指定する文字に置き換える。

 数式:SUBSTITUTE(文字列, 指定文字, 置き換える文字)