行数や列数が多い表では、目的のセルを探すだけでも結構大変です。
今回はタスクごとにグループ化して開閉する方法を解説します。
僕がエクセルを積極的に使い始めた頃、この方法を知らずによくスクロールして探してい他ので、時間がかかって大変でした。
簡単な機能ですが、意外と知らずに使っている人も多いと思います。
他の人が使っても、対象のセルがすぐに見つけられるようにすることも、身近な業務改善になりますので、ぜひ活用してみてください。
□タスクをグループごとにまとめる。
グループ化するのはとても簡単で「Shift」+「Alt」+「→」で可能です。
具体的な手順をまとめます
①対象の行を全て選択する。
↓
②「Shift」+「Ait」+「→」でグループ化する。
※ショートカットキーを使わずに、「データ」タブの「グループ化」からも可能です。
しかし、探す時間がもったいないのでショートカットキーで覚えた方が効率的です。
↓
③完成
列の左側に「ー」(マナイス)表示されているか確認してください。
・「ー」(マイナス)アイコン:閉じる
・「+」(プラス)アイコン:開く
□グループ化を解除する方法
グループ化を解除するには、「Shift」+「Alt」+「←」のショートカットキーで可能です。
グループ化する時と矢印が逆なのでわかりやすいと思います。
「データ」タブをクリックして「グループ解除」をクリックしても解除できますが、
これも時間がかかるので、ショートカットキーで覚えてしまいましょう。
□上達のためのワンポイント:グループ化の中にグループを作る方法
グループ化したカテゴリーの中を更に細分化してグループ化することも可能です。
最大8階層まで作成可能です。
グループ化したカテゴリーの中で更にグループ化すると、左上に「1」「2」・・・。と、
番号が付いたボタンが表示されます。
この数字が階層を表しており、「1」「2」・・・「8」まで可能だということです。
□まとめ
※グループ化:「Shift」+「Alt」+「→」
「データ」タブから「グループ化」でも可能
※グループ化解除:「Shift」+「Alt」+「←」
「データ」タブから「グループ化解除」でも可能