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エクセルでファンチャートを作成する具体的な方法を解説

エクセルで「ファンチャート」を作成後、伸び率の高い製品を見つけ出す方法を解説します。

効果的な販促を計画する場合、

どのような製品が売上を伸ばしているかを特定する必要があります。

なぜなら、

単純に売上が伸びているからといって、やみくもに販促計画を立てるのは失敗だからです。

この記事では、

「ファンチャート」を作成して、各製品を比較することで、正しく分析する方法を解説します。 

 

こんな人におすすめ↓

※自社製品の売上を分析して、伸びてきている製品を特定したい人

※逆に落ち込んできている製品を特定したい人

※販促計画を立てたい人。

 

この記事から分かること ↓

※ファンチャートとは何か?注意すべき2つのポイント

 ・どの時点から分析するか?

 ・どのくらいの期間のデータを対象とするか?

※エクセルでファンチャートを作成する具体的3つの手順

 ①データを整理する

 ②ファンチャートを作成する

 ③作成したファンチャートを整える

  ・「タイトル」と「凡例」を設定する

  ・「データラベル」と「軸」の最小値を設定する

 

本記事で使用する例題と3つの着目ポイント

複数の製品(A商品〜I製品)の売上を分析します。

以下3つのポイントに着目

○現在売上が伸びている製品、減少している製品を特定。

 →グラフ化によって視覚化することで、パッと見ただけでわかります。

○売上が伸びてきている商品の特定は、単純な数量や金額ではわからない。

 →売上金額が少なくても伸びている場合があります。どの時点から比較するかが大切。

 →季節変動が影響があるような商品もあるので、最低2年間の集計データがおすすめ。

○ファンチャート分析には百分率で表示する。

 →比較は「%」が基本。単純な数値の大小をに関係なく比較することができる。

 

完成形がこれです↓

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□ファンチャートとは何か?注意すべき2つのポイント

ファンチャートとは、ある基準となる時点を「100%」とし、それ以降の数値を基準となる時点に対する百分率で表示して、「折れ線グラフ📈」で表したものです。

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グラフが扇(ファン)を広げたように見えることから「ファンチャート」と呼ばれています。

ファンチャートでは、数値の伸びや落ち込みなどの変化を「百分率」で表すため、金額の大小に関わらず、グラフの傾きによって視覚化され把握できます。

 

例えばこんな感じです↓(比較してます)

〇単純な時系列の売り上げグラフ↓

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〇ファンチャート↓

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わかりやすくするためにちょっとオーバーに作成しています。

単純な時系列のグラフではよくわかりませんが、「ファンチャート」にすると一目でどの製品が伸びているかわかります。

上記でも説明してますが、同じデータから作成したグラフです。

違いは「売り上げ数値のまま」か、「百分率(%)にしている」かの差です。

 

ポイント1:どのくらいの期間のデータを対象とするか?

分析データは大量にあればある程いいです。

「しかし、そうはいっても分析が大変なので、、、。」と思いますよね。

なので、季節変動が影響するような製品も考慮して、最低でも2年分のデータがあるといいと思います。

ポイント2:どの時点から分析するか?

基準となる時点の売上の状況によっては、伸びや落ち込みが大きく見えたり、小さく見えたりします。

〇伸びや落ち込みが大きく見えるケース 

→  データのスタート時点の売上が悪いケース

〇伸びや落ち込みが小さく見えるケース 

→  データのスタート時点の売上が良いケース

正しい分析ができない可能性があるので、注意しましょう。

 

 

□エクセルでファンチャートを作成する具体的3つの手順

ファンチャートを作成するには、「データを整理する」「ファンチャートを作成する」「作成したファンチャートを整える」3つの流れに沿って作成する必要があります。

一つずつ解説します。 

①データを整理する

製品の売上高を使って、売上の伸び率を算出します。

手順①:「伸び率」という項目を作成して数式を入れる。

「数式:(=B3/$B3)」

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手順②:「ホーム」タブから「%」をクリック

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手順③:小数点第一位まで表示する

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手順④:セルをコピーして貼り付ける

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完成

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②ファンチャートを作成する

ファンチャートを作成します。

手順①:「Ctrl」を使って、範囲選択する。

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手順②:「挿入」タブから「折線グラフ」を選択する。

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手順③:「グラフのデザイン」タブの「行/列の切り替え」タブをクリック

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完成

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③作成したファンチャートを整える

・「タイトル」と「凡例」を設定する

手順①:「グラフタイトル」をダブルクリックして、タイトル名を打ち変える。

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手順②:「デザイン」タブの「グラフ要素を追加」→「凡例」から「右」を選択

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・「データラベル」と「軸」の最小値を設定する

手順①:「デザイン」タブの「グラフ要素を追加」→「データラベル」から「左」を選択

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手順②:グラフの縦軸をダブルクリックして、最小値を設定する

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完成

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□まとめ

※ファンチャートとは

→売上の変化を、グラフで視覚化したもの

「どの時点から分析するか」「どのくらいの期間のデータを対象とするか」2つのポイントに注意

※エクセルでファンチャートを作成する方法

3つの手順に沿って作成します

 ①データを整理する

 ②ファンチャートを作成する

 ③作成したファンチャートを整える