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エクセルで複合グラフを作成する手順を解説(メリット・デメリットについても解説)

「複合グラフの作り方がわからない、、、。」

「複合グラフのメリット・デメリットが知りたい、、、。」

 

✔︎こういった疑問に答えます。

  

複合グラフを使用すれば、

単位の異なる複数の数値を1つのグラフで表現することができます。

そのため、さまざまな分析で活用することができます。(しかもより高度な分析

しかし、

単純なグラフ化のように、エクセル内に規定のグラフとして用意されていない(ボタン一つで作成できない)ので作り方がわからない人が多いのではないでしょうか?

実際私も、

最初は複合グラフを知らなかったので、「棒グラフ」と「折れ線グラフ」を個別に作成して資料を完成させていました。

もちろん、これが悪いわけではありませんが知識として知っておくことで、資料作成の幅が広がるのは間違いありません。

そうはいっても、

・「便利なのはわかったけど、どうやって作るの?」

・「個別にそれぞれ作成できるなら、別に複合グラフにする必要あるの?(メリットある?)」

って、思いますよね。

 

✔︎そこで今回は↓

複合グラフの作成方法について解説していきます。

  

✔︎本記事で分かること↓

□複合グラフの作成方法

 ・よく使うグラフを登録する方法

□複合グラフのメリット・デメリット

 ・メリット

 ・デメリット

 

  

□複合グラフの作成方法(わかりやすいグラフを組み合わせましょう)

複合グラフとは、

異なる単位のデータを一つのグラフとして表現する方法です。

 

例えば以下の画像を見てください↓

f:id:Djiro:20210119220712p:plain

「凡例」を見ると、「売上」と「売上前年比」のデータがグラフに存在しているようですが、目視では確認できません。

これは「売上」が「円」に対して「売上前年比」が「%」になっており、単位が異なっているからです。

f:id:Djiro:20210119220926p:plain

そのため、

「売上前年比」も作成されているのですが、単位が小さすぎて目視できなくなっています。

 

これを複合グラフにするとこんな感じです↓

f:id:Djiro:20210119221220p:plain

「売上」を「棒グラフ」、「売上前年比」を「折れ線グラフ」にしています。

こうすることで、

単位を揃える必要がなくなり、更に見やすくなります。

 ✔︎それでは、具体的な作成手順を解説します。↓

(※1,作成するグラフは完成しているとします)

(※2,棒グラフと折れ線グラフで複合グラフを作成します)

手順①:範囲選択をする

f:id:Djiro:20210119222152p:plain

手順②:「挿入」タブ→「グラフ」グループ→「集合縦棒」を選択

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手順③:「一日当たりの売上個数」→「書式」タブ→「選択対象の書式設定」を選択

f:id:Djiro:20210119222131p:plain

手順④:「データ系列の書式設定」→「使用する軸」を「第2軸」に変更

f:id:Djiro:20210119222118p:plain

手順⑤:「一日当たりの売上個数」を選択した状態で,「デザイン」→「グラフの種類変更」

f:id:Djiro:20210119222927p:plain

手順⑥:「組み合わせ」→「折れ線」をクリック

f:id:Djiro:20210119222917p:plain

手順⑦:完成

f:id:Djiro:20210119222907p:plain

※複合グラフは,グラフを組み合わせるので,「棒グラフ」と「折れ線グラフ」のように見た目が全く違う分かり易いグラフを選びましょう。

 

よく使うグラフを登録してみる

 複合グラフのような、規定のグラフとして用意されていないグラフを作成するには、上記ような手順を毎回行わなければなりません。

これでは、

作成するグラフが多ければ多いほど時間がかかってしまいます。

そこで少しでも効率を上げるために、「テンプレート」として保存しておくと便利です。

 ✔︎作成手順を解説します↓

 手順①:作成したグラフを選択→右クリックで「テンプレートとして保存」を選択

f:id:Djiro:20210119223518p:plain

手順②:グラフテンプレートに名前をつけて保存

f:id:Djiro:20210119223506p:plain

手順③:完成

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※作成したグラフを「テンプレート」にするのは、簡単ですのでよく使うグラフは保存しておくと便利です。

 

 

□複合グラフのメリットとデメリットについて解説(デメリットの解決方法も併せて記載します)

メリット①:単位を揃える必要がない

最大のメリットと言えるポイントだと思います。

二つ以上のデータを一つにするとき、絶対にしなくてはならない作業が「単位」を揃えることです。

上記でも記載していますが、

「単位」を揃えなくては、作成されたグラフが全く違うものになるからです。(「円」と「%」みたいな感じ)

しかし、

複合グラフにしてしまえば、「円」は棒グラフに「%」は「折れ線グラフ」と言った感じで表現できるため、「単位」を揃える必要がなくなります。

f:id:Djiro:20210119220926p:plain

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問題なくグラフを作成することができる。
 

メリット②:一つのグラフに2つの情報を表現するので分析がしやすい。

 複合グラフが作成できなければ、かつての私みたいにそれぞれのグラフを個別に作成して並べるしかありません。

こうなると、

それぞれのグラフを個別に確認して分析しなくてはならない為、とても非効率です。

間違いが起きる可能性も高まります。

しかし、

複合グラフにしてしまえば、一つのグラフの中で比較、分析が可能ですので、とても効率的かつ見やすくなります。

 

デメリット①:作成手順が少し複雑

上記で解説したような過程を毎回行う必要があります。

ボタン一つで作成できるわけではないので、少し面倒なところもあります。

覚えてしまえば簡単ですが、よく使う複合グラフがあれば、「テンプレート」として保存しておくのも一つの手です。

 

デメリット②逆に分かりづらいグラフになる場合がある

 複合グラフは一つのグラフの中で二つの情報を再現しています。

このためグラフが見やすくなり、分析もしやすくなるというメリットがありますが、

複雑になりすぎると逆に見えにくくなってしまうというデメリットがあります。

例えばこんな感じ↓

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少し修正すると↓

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見やすくなるように修正してあげると解決します。

 

 

□まとめ

※複合グラフは違いがわかりやすいグラフを組み合わせる

※よく使う複合グラフはテンプレートとして登録する

※複合グラフのメリットは

・単位を揃える必要がない。

・分析しやすい。見やすい。

※複合グラフのデメリットは

・手順が複雑 → テンプレート登録で解決

・逆に見えにくくなる場合がある → 編集で見やすく調整すれば解決